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荷主仏ルノートラックは2日、ルノートラック「D」と「D Wide（ワイド）」、「C 2.3m」の3車種について、2023年型で燃費と二酸化炭素（CO2）排出量を従来型より10％改善すると発表した。主な用途である配送や小規模建設業での環境負荷低減につなげるという。
「Dワイド」と「C 2.3m」には、新型DEエンジンを搭載する。「波動ピストン」という特許技術で、酸素量を最適化して燃料の燃焼を改善する。インジェクターの精度も向上。他の動力装置も再設計して摩擦を低減させ、効率を向上する。新しいエンジンコントロールユニットや新世代変速機なども採用する。
「D」には、「オプティシフト」と呼ぶ新型8段変速機を搭載する。全自動で燃費効率を改善し、低速でのハンドリングも快適になる。エコモードにすれば、燃料消費がより抑えられる。四輪駆動車には、この新型変速機がオプション設定される。
3車種には安全性の面でも、「バードビューシステム」が装備される。4台のカメラで車外のパノラマ画像をリアルタイムで7インチ液晶画面に映し出す。ドライバーは一つの画面で全方位が見え、死角を無くすことで衝突リスクが軽減される。
