
(出所:ヤマト運輸)
調査・データヤマト運輸(東京都中央区)が10日発表した4月の小口貨物取扱実績によると、宅配便の取扱個数は1億7826万9005個で前年同月から3.5%増加した。
宅配便の内訳は、宅急便・宅急便コンパクト・EAZYが1億4449万1073個で2.5%増、ネコポスは3377万7932個で8.0%増だった。クロネコDM便は6918万3321冊で2.5%減少した。
前期(2021年4月から22年3月まで)の累計取扱数は前々期を8.5%上回り、EC(電子商取引)需要の高まりを如実に表す結果となった。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えないなかで宅配ニーズは国民に広く定着しており、その勢いは今後も続きそうだ。