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日本郵便が「新特急郵便」23年4月に終了、利用減で

2022年5月18日 (水)

(イメージ)

サービス・商品日本郵便(東京都千代田区)は17日、「新特急郵便」のサービスを23年4月1日で終了すると発表した。電子メールの普及などで利用が大幅に減少しており、採算が悪化しているため。

新特急郵便は、郵便の特殊取り扱いの一種で、午前中に差し出された郵便物をその日の17時ごろまでに配達するサービス。定形郵便物または定形外郵便物とすること、さらに利用時には事前に差出届が必要だ。

1985年に東京23区や大阪市で試験導入され、現在は両エリアに加えて札幌市(南区の一部除く)と名古屋市、福岡市(島しょ部除く、引き受けは中央区と博多区に限る)でもサービスを展開している。

日本郵便はこのたび、新特急郵便のサービス終了にかかる内国郵便約款の変更について、総務相と国土交通相から許可を受けた。