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佐川グローバルロジ、工数管理向上で業務効率化

2022年6月27日 (月)

ロジスティクスSGホールディングスグループの佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区)と、総合人材サービスを展開するパーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T、同)は、物流業界における紙ベースでの工数管理や運用面での問題を解決するため、パーソルP&Tが提供するクラウド型勤怠管理システム「MITERAS(ミテラス)勤怠」の作業工数の管理機能を共同で開発した。

管理者から現場までの勤怠・工数管理のさらなるDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する契機とする。

佐川グローバルロジスティクスは、急速なビジネスの拡大に伴う従業員一人あたりの生産性向上を推進するなかで、現場での作業工数管理が課題となっていた。パソコンを設置できない現場では、作業実績・工数を紙ベースで管理しているが、OCR(光学的文字認識)の読み込み精度によってはデータ収集や分析に時間がかかるだけでなく、人員の最適な配置と作業効率化の判断を現場の経験則や感覚に頼るケースも増えていた。

パーソルP&Tはこうした課題に対応するため、ミテラス勤怠に作業工数の管理機能を新たに追加。物流現場でパソコンが使えない環境でも対応できるタブレット機器を導入することで、工程表の記入やOCR処理の業務が大幅に簡略化されるだけでなく、正確な情報のデータベース化が可能となった。

▲MITERAS勤怠の作業工数管理のイメージ(クリックで拡大、出所:SGホールディングス)