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オープンロジ、北米の越境ECワンストップを支援

2022年7月6日 (水)

(イメージ)

ECオープンロジ(東京都豊島区)は5日、Shopify Plus Partner(ショッピファイ・プラス・パートナー)のGO RIDE(ゴーライド、横浜市西区)と協業し、EC(電子商取引)事業者の北米進出をワンストップで支援する「越境ECまるっとお任せプラン」の提供を開始したと発表した。

越境ECによる日本製品の購入金額は、中国に次いで北米が多くなっており、年々増加している。北米の消費者が越境ECを利用する理由として「価格がより安い」「自国で入手できない商品が購入できる」「新しくて面白い製品が発見できる」点が挙げられるなど、昨今の円安ドル高で日本製品に割安感が出てきていることをチャンスと捉え、北米向け越境ECに挑戦したいと考えるEC事業者が増加していることがうかがえる。

オープンロジは、50社を超える提携倉庫会社とのネットワークと複数の越境配送キャリアとの連携により、国内ECだけでなく越境ECも物流面から事業のサポートを展開。北米にも提携倉庫があることから、大量に商品を販売する場合の保管・梱包作業だけでなく気軽に返品をする商習慣がある北米での返品対応も可能で、北米向け越境ECを展開するEC事業者を物流面から強力にサポートすることが可能だ。

とはいえ、越境ECを成功させるためには物流だけではなく言語や商習慣に合ったサイト構築や運営が欠かせない。北米では、希望の言語でカスタマーサポートをしてもらえない場合は海外から購入しないとするオンラインショッピング利用者も少なくない。一方で、EC事業者は、越境EC開始後の課題として「競合との差別化」に続いて「物流」「顧客への対応」「外国語人材の不足」「IT人材の不足」などをあげている。

そこで、ショッピファイ・プラス・パートナーに認定され、日・韓・英語のネイティブスピーカーが在籍し北米にも拠点を置くゴーライドとの協業により、EC事業者の北米向け越境ECをワンストップで支援するプランの提供に踏み切った。

7月12日(火)16時からは、ショッピファイで北米向け越境ECの展開を検討しているEC事業者向けに、ゴーライドと共同でオンラインセミナー「Shopifyで取り組む初めての越境ECビジネス〜アメリカ市場での勝ちパターンを解説!〜」を開催する。北米越境ECに取り組む際の注意点、立ち上げ後のプロモーションや海外マーケティングの手法、物流の外部委託のメリット、海外配送のためのポイントと関税や禁制品など海外物流ならではの注意点について解説する。

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