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サービス・商品BPO(業務工程外部委託)サービスを提供するBOD(東京都豊島区)は11日、国内にファシリティー基準の信頼度最高ランクに相当するデータセンターを保有するワンダーアイ(東京都新宿区)、AI(人工知能)画像解析技術を用いて業界に特化したDX(デジタルトランスフォーメーション)事業を構築するAlice(アリス、東京都港区)の2社と共同開発したAIクラウドカメラサービス「AI検知トゥデイ」をリリースすると発表した。
AI検知トゥデイは、危険エリアへの侵入や不法侵入の自動検知機能と、アラート通知機能を兼ね備えたAI搭載クラウドカメラサービス。現場の変化を迅速に多方面へ伝える機能に加えて、現場のやり取りや映像などのエビデンス保持も可能だ。物流や製造、介護の現場における展開を想定する。
AI搭載カメラで検知した異常はパトランプ点滅とともに管理室や各スタッフのスマートフォンに音声で一斉送信される。通知に気付きやすく、対応可能なスタッフがすぐに現場に駆け付けやすい仕様が特徴だ。オプション機能により、音声のテキスト化による可視化や異常情報の即時共有も可能で、初動対応のさらなる迅速化を促す。
異常発生時の現場のやり取りはテキストログで確認可能や映像でエビデンスを保持することもできるため、異常発生の経緯の振り返りなど、オペレーションクオリティーの改善にも活用できる。
BODは、DXの進展における課題に即したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)との連携や、人の転倒検知機能の実装も予定。省人化によるコスト削減をはじめとする様々なシーンで活用できるソリューションサービスの実現を目指す。
■「AI検知トゥデイ」紹介動画(出所:BOD)