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JR貨物、京都鉄道博物館で機関車と貨車を展示

2022年7月14日 (木)

イベント日本貨物鉄道(JR貨物)は13日、電気機関車とコンテナ貨車の特別展示を京都鉄道博物館(京都市下京区)で実施すると発表した。ことし8月20日から28日まで。貨物輸送への興味を喚起するとともに、夏休みの子供にも貨物車両の魅力を訴求することで、次世代の貨物輸送を担う世代を育てる意味合いもある。

電気機関車は「EF66形式27号機直流電気機関車」と、現在も首都圏で貨物輸送に携わる「EF65形式2085号機直流電気機関車」を展示する。


▲(左から)EF66形式27号機、EF65形式2085号機(出所:JR貨物)

EF66形式27号機は、「ニーナ」の愛称で親しまれ主にJR東海道・山陽線で貨物列車をけん引。ことし3月のダイヤ改正で定期運用から引退した。EF65形式2085号機は、JR貨物が所有するEF65形式で最後に全般検査を行った車両。現在も首都圏をはじめ東海道線などで貨物列車の運用に就いている。

コンテナ貨車では「コキ104形式」「コキ107形式」を出展。全国各地を走行する貨物列車で使用されており、さまざまなコンテナを積載し最高速度時速110キロでの走行に対応するなど、鉄道貨物輸送の高速化に貢献している。