行政・団体国土交通省は25日、ASEANとの交通連携の枠組みで取り組む「物流人材育成支援事業」の一環として、SGH財団の協力を得てベトナム・ホーチミン大学の学生らを対象とする物流集中講義をオンライン形式で実施した、と発表した。
佐川グローバルロジスティクスがSCM、3PL、5S、BCPなど物流現場の改善に関する実践的な内容の講演と、同社グループが「次世代型大規模物流センター」と呼ぶ物流拠点「Xフロンティア」のバーチャルツアー、SG佐川ベトナムが運営する物流倉庫のフィールドツアーを実施した。
国交省は、ASEANで需要が高まるコールドチェーン物流に関連して、ASEAN域内での普及状況や国際標準化に向けた取り組みを紹介した。5月にはラオス国立大学の学生、ラオス公共事業運輸省などにも講義を行っている。