拠点・施設センコーは11日、埼玉県草加市の物流施設「CPD草加」内に「草加ロジスティクスセンター」を開設したと発表した。首都圏小売向け商品の保管・配送機能を担う拠点として運用し、配送効率化と省人化を進める。
新センターは東京外環自動車道・草加インターチェンジ(IC)や首都高速6号三郷線・八潮南入口から4キロに位置し、東京都心部へのアクセスに優れる。周辺には住宅地が広がり、東武伊勢崎線・草加駅から2キロと通勤利便性も高いことから、物流業界で課題となる人材確保面での優位性も見込む。

▲草加ロジスティクスセンター外観(出所:センコー)
施設は鉄骨造5階建てで、延床面積は3万5034平方メートル。1-3階の全区画と4-5階の一部区画をセンコーが賃借する。4階まではスロープで大型トラックが直接乗り入れ可能な構造を採用し、最大68台が同時接車できる。
設備面では、全階層を連結する仕分けソーターを導入し、1階には40シュートを設置。加えて、デパレタイズロボットや自動フォークリフトを導入し、庫内作業の自動化と省人化を進める。貨物用エレベーターや垂直搬送機も備え、多層階物流施設における搬送効率向上を図る。
また、軽油1950リットル対応の非常用自家発電設備を整備し、BCP(事業継続計画)にも対応する。EC(電子商取引)需要拡大や首都圏配送の高頻度化が進むなか、都市近郊型物流施設では配送効率や労働力確保に加え、自動化投資による生産性向上が課題となっている。センコーは新拠点を通じ、首都圏物流ネットワークの強化を進める。
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