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近畿圏の原油・ガスなど輸入単価が過去最高に

2022年8月18日 (木)

(イメージ)

調査・データ大阪税関が17日発表した管内の貿易統計(速報値)によると、近畿圏でことし7月に輸入された原粗油、天然ガス及び製造ガス、石炭の単価(速報値)は、比較可能なデータがある1979年以降、いずれも過去最高となった。ウクライナ情勢による資源相場の高騰と歴史的な円安の進行で輸入価格が急上昇した。

それによると、1キロリットルあたり原粗油(原油と粗油)は前年同月比2倍の10万235円、天然ガス及び製造ガスは2.3倍の13万3954円、石炭は4倍の5万7655円だった。

輸入数量も増加した。原粗油が61.1%増の133万キロリットル、天然ガス及び製造ガスが12.6%増の122万トン、石炭が34.2%増の160万トンだった。

近畿圏は大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山の2府4県 。