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近畿圏上半期輸出額が過去最高に、半導体伸長

2025年10月23日 (木)

調査・データ大阪税関は22日、2025年上半期の近畿圏貿易概況の速報を発表した。総輸出額は11兆566億円で前年同期比2.3%増と3期連続の増加、年度半期別で過去最高額となった。総輸入額は9兆5930億円で、同1.8%減と3期ぶりの減少。輸出入の差額は1兆4636億円の黒字で、22期連続の輸出超過となった。

輸出品目は、「半導体等電子部品」が7.1%増の1兆3731億円、「遊戯用具」が54.2%増の1774億円と増加した。一方、「鉄鋼」が9.5%減の4352億円、「有機化合物」が20%減の1664億円と減少した。

輸入品目では、「がん具及び遊戯用具」が2倍の2235億円、「半導体等製造装置」が53%増の1482億円と増加した一方、「原油及び粗油」が47.3%減の1996億円、「天然ガス及び製造ガス」が19.5%減の4311億円と減少した。

また同日発表された9月の近畿圏貿易概況によると、総輸出額は1兆9055億円で前年同月比3.9%増と、12か月連続の増加となった。総輸入額は1兆6225億円で、同1%減と3か月連続の減少だった。輸出入の差額は2829億円の黒字で、8か月連続の輸出超過。

輸出品目は、「半導体等電子部品」が9.9%増の2476億円、「建設用・鉱山用機械」が31.8%増の804億円と増加した。一方、「無機化合物」が35.5%減の266億円、「医薬品」が24.8%減の340億円と減少した。

輸入品目では、「非鉄金属」が32.4%増の422億円、「半導体等電子部品」が19.1%増の502億円と増加した一方、「原油及び粗油」が57.3%減の242億円、「天然ガス及び製造ガス」が32.8%減の600億円と減少した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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