
▲日本で販売するアジャイルXロボティクス製のUGV・AGV(出所:デプトシー)
荷主水中、インフラ関連設備点検や調査の自動化に取り組むデプトシー(東京都葛飾区)は26日、ロボットシャシーを製造する中国アジャイルXロボティクス製のUGV(無人地上車両)とAGV(無人搬送車)の販売を開始した、と発表した。
デプトシーが販売を開始するロボットシャシーには、倉庫内などの平坦な床面だけでなく、野外の不正路を走行する機能を持つもの、自律走行が可能なものなどがそろっている。
物流分野では、これまでのAGVで走行できなかった、スロープや階段を使用した倉庫内の垂直移動、倉庫間の移動といった平滑な路面以外でも最適なプラットホームを選択することで、ほかの重機とオペレーターが担っていた業務を自動化できる。
「SCOUT2.0」はオールラウンドUGVと呼ばれるロボットで、最大積載量が150キロ、交換式のバッテリーを採用し、自律型の物流や配送用途に柔軟に対応する。
「TRACER」はコストパフォーマンスに優れた屋内無人搬送プラットフォームとして販売。コストを抑えながら100キロの最大積載量と幅広い2次開発に対応する。
▲(左から)TRACER、SCOUT2.0