北陸3県の22年上半期貿易、入超幅拡大｜短報

調査・データ大阪税関は26日、北陸3県（富山・石川・福井）の2022年上半期（1-6月）の貿易概況を発表した。3県合わせた輸出総額は2780億円で21年下半期（7月-12月）から27.2％増、輸入は3722億円で63.2％増、差し引き942億円の入超だった。21年の上半期から3期にわたっての入超で、その額は拡大傾向にある。

主な品目別で見ると、輸出は自動車が2.4倍の422億円、繊維機械が2.2倍の156億円と伸長した一方、科学光学機器（61.8％減、28億円）や金属加工機械（31.7％減、48億円）が減少。輸入では石炭（2.8倍、972億円）、アルミニウム及び同合金（82.7％増、653億円）が増加し、衣類及び同付属品（24.0％減、41億円）、その他雑製品（22.5％減、42億円）が減少した。

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