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▲三菱自動車製ミニキャブ・ミーブ（出所：DeNA）
調査・データ三菱自動車工業、ディー・エヌ・エー（DeNA）、リコージャパンの3社は15日、貨物用を含む軽電動自動車（軽EV）の効率運行とエネルギーマネジメントを確立することでEV導入を促すための共同実証実験を開始した。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、日本企業は自社保有の業務車両を軽EVなどに転換する必要に迫られているが、軽EVはバッテリー容量が小さく、効率的な充電タイミングなどを織り込んだ運用計画が欠かせない。
そこで3社は今回の実証実験で、リコージャパン埼玉支社に営業車として軽商用EVである三菱自動車製ミニキャブ・ミーブを3台導入し、運行データや充電データなどの車両情報、事業所の使用電力データを収集。同事業所のEV運用状況を分析する。
分析結果をもとに事業所に対して適正な台数規模を提案し、スマート充電やピークシフトなどを織り込んだ最適なEVの運用計画を策定。事業所でEVの効率的な活用と使用電力のピーク抑制（エネルギーマネジメント）を目指す。実証実験は2023年1月31日まで続ける。
▲実証実験のイメージ（クリックで拡大、出所：DeNA）
