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明治海運、円安で通期業績予想を上方修正

2022年10月28日 (金)

財務・人事明治海運は28日、2023年3月通期連結業績予想を修正したと発表した。前回公表(5月13日)比で、売上高が14.6%増の580億円、営業利益が61.4%増の71億円、最終利益が57.1%増の55億円にそれぞれ引き上げた。円安進行による為替差益が売上高と利益面を押し上げるため。

第2四半期決算の業績予想も、売上高が前回公表比10.7%増の263億3400万円、営業利益が3.2倍の25億7600万円、最終利益が67.7%増の40億2500万円とそれぞれ上方修正した。一方で、経常利益は外貨建て債務の評価と為替予約の時価評価を踏まえ、27.2%減の4億3700万円と下方修正した。

同社が10月28日に発表した2022年3月中間連結決算は、売上高が前年同期比29.6%増、営業利益が98.1%増、最終利益が6.5倍と伸びた。外航海運業でタンカー1隻、バルカー1隻の新規稼働をはじめ、円安効果が増収増益に寄与した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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