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国産SAF製造供給へ新会社、コスモ石油など3社

2022年11月9日 (水)

▲建設予定地(出所:コスモ石油)

産業・一般コスモ石油、日揮ホールディングス、バイオディーゼル燃料研究開発などを手掛けるレボインターナショナル(京都市伏見区)の3社は8日、廃食用油を原料にした国産SAF(持続可能な航空燃料)の製造や供給事業を実施するため、1日付で新会社を設立したと発表した。

発表によると、新会社「SAFFAIRE SKY ENERGY」(サファイア スカイ エナジー)は国内初となる国産SAFの大規模生産を目指し、100%廃食用油を原料としたSAF年間3万キロリットルを供給する。

生産設備は2023年夏をめどに、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所内で着工して24年中の完成を予定。24年度下期から25年度初での運転開始を見込む。バイオプラスチックの原料となるバイオナフサやバイオディーゼルも生産する。

今回の取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から採択を受けた助成事業。3社は2020年夏から共同で、国内での廃食油油の収集からSAFの製造、輸送、供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化の検討を進めてきた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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