
▲「GenH2トラック」試作車の走行試験の様子(出所:Daimler Truck Holding)
国際独トラックメーカー大手のDaimler Truck Holding(ダイムラートラック)はこのほど、メルセデス・ベンツブランドで開発中の燃料電池(FCV)トラック「GenH2トラック」の試作車が、初の高所走行試験に成功したと発表した。
それによると、試作車は標準的な積み荷を載せてオーストリアとイタリアの国境にある標高1370メートルのブレンナー峠を越え、標高2211メートルのペンサー・ヨッホ山まで走った。
同峠は欧州の貨物輸送の大動脈の一つ。同社は高所走行試験によって、厳しい環境での燃料電池とバッテリーの相互作用に関する知見が得られたとし、今後の車両開発に反映していくとしている。来年はさらなる山岳地帯でのテスト走行を行う予定という。
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