ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

独ダイムラーのFCV試作トラックが峠越えに成功

2022年11月18日 (金)

▲「GenH2トラック」試作車の走行試験の様子(出所:Daimler Truck Holding)

国際独トラックメーカー大手のDaimler Truck Holding(ダイムラートラック)はこのほど、メルセデス・ベンツブランドで開発中の燃料電池(FCV)トラック「GenH2トラック」の試作車が、初の高所走行試験に成功したと発表した。

それによると、試作車は標準的な積み荷を載せてオーストリアとイタリアの国境にある標高1370メートルのブレンナー峠を越え、標高2211メートルのペンサー・ヨッホ山まで走った。

同峠は欧州の貨物輸送の大動脈の一つ。同社は高所走行試験によって、厳しい環境での燃料電池とバッテリーの相互作用に関する知見が得られたとし、今後の車両開発に反映していくとしている。来年はさらなる山岳地帯でのテスト走行を行う予定という。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com