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マースク、コンテナ輸送増見込み通期上方修正

2025年8月8日 (金)

財務・人事APモラー・マースク(デンマーク)が7日に発表した内容によると、25年通期予想について、基礎EBITDAを80億-95億ドル、基礎EBITを20億-35億ドルへと引き上げた。北米以外の市場需要の回復を踏まえ、世界のコンテナ市場の輸送量増加予想を2%から4%(以前の予想はマイナス1%から4%)に修正した。

2025年第2四半期の決算は、売上高が前年同期比2.8%増の131億3000万ドル、EBIT(利払い前・税引き前利益)が同12.3%減の8億4500万ドル、EBITDA(利払い前・税引き前、減価償却前利益)が7.2%増の22億9800万ドルだった。

部門別では海上輸送(オーシャン)部門のEBITは前年同期比51.3%減の2億2900万ドルだった。運賃は今期中に上昇したものの、前年同期比で依然として圧力がかかっている。ロジスティクス&サービス部門のEBITは同38.9%増の1億7500万ドルとなり、業務効率の向上と持続的な収益性向上に注力した。ターミナル事業のEBITは30.6%増の4億6100万ドルとなった。過去最高の取扱量と売上高を記録し、取扱量は9.9%増加。ハパックロイド(ドイツ)と締結した新海運アライアンス「ジェミニ・コーポレーション」の段階的な導入が順調に進み、マースク・オーシャンの取扱量がターミナル事業に加わったことが寄与した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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