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ヤマ発、屋外対応型の自動搬送サービスを提供

2022年11月30日 (水)

▲工場内を行き交う自動運転EV(出所:ヤマハ発動機)

サービス・商品ヤマハ発動機は11月30日、eve autonomy(イブオートノミー、静岡県袋井市)、ティアフォー(名古屋市中村区)と開発を進めてきた屋外対応型自動搬送サービス「eve auto」(イブオート)の提供を開始すると発表した。発表によると、自動運転EV(電気自動車)による自動搬送の商用サービスは、国内初の取り組みとなる。

イブオートはヤマハ発動機が専用開発した自動運転EVと、ティアフォーが提供する商用ソフトウエアプラットフォームを組み合わせ、定期メンテナンスや地図編集などのアフターサポートと自動運転システム提供者専用保険をパッケージ化した自動搬送サブスクリプション型サービス。工場や倉庫など公道を除き、幅広い環境で利用できる。

機能はけん引で1500キロ、積載で300キロまで搬送が可能。屋外搬送に強みを持ち、他の車両や歩行者が混在する走行環境下などにも対応できる設計とした。

▲夜間の屋外搬送にも対応

イブオートノミーはイブオートの商用サービス提供に向け、2020年2月に設立。20年夏ごろからヤマハ発動機浜北工場(浜松市浜北区)で、特定条件下でのシステムによる完全自動運転「レベル4」での運転を開始した。現在ではヤマハ発動機の3工場など計9社で運用中。

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LOGISTICS TODAY編集部
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