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SGHD、新規ビジネス創出PGのパートナー4社決定

2022年12月2日 (金)

ロジスティクスSGホールディングス(HD)は2日、オープンイノベーションで新規ビジネスを創出するプログラム「SG HOLDINGS HIYAKU LABO 2022」に参画するパートナー企業4社が決まったと発表した。グループの事業会社が持つ経営資源とスタートアップなど社外から新たなアイデアや技術を融合。持続可能な物流網構築や物流人材の確保、環境対応といった課題の解決を目指し、革新的なビジネスやサービスの事業化に乗り出す。

▲「SG HOLDINGS HIYAKU LABO 2022」のデモデーの様子(出所:SGホールディングス)

佐川グローバルロジスティクスが、データ・人工知能を活用したサービスを提供するフライウィール(東京都千代田区)と取り組むのは「データドリブンで実現する持続可能なサプライチェーン」。物流と他のさまざまなデータを掛け合わせたソリューションを生み出し、サプライチェーンの全体最適を図る。

SGムービングは「CO2ゼロリサイクル×廃棄物トレーサビリティー」を実証するため、ソーラー製品開発の新見ソーラーカンパニー(岡山県新見市)と手を携える。モノの再利用や再生可能な素材、クリーンエネルギーを活用した循環型社会づくりのため、サステナブルな太陽光パネル処理による実現に挑む。

「人とロボットの協働による魅せる物流の高度化」を行うのはワールドサプライ。ロボット導入支援などを手掛けるQBIT Robotics(キュービットロボティクス、東京都中野区)と同社のロボティクスサービスを活用し、「サービス業の自動化」を検討する。

SGフィルダーとMatchbox Technologies(マッチボックス・テクノロジーズ、新潟市中央区)は、「物流に関わる全ての人がスキルを生かし、柔軟に働ける社会を創る」と題して、社会インフラとして高品質な物流機能の安定供給を模索。業界全体を支える人材プラットフォーム(PF)を共同開発する。

国内最大級のオープンイノベーションPFを運営するeiicon company(エイコンカンパニー、東京都港区)が協力。ことし6月に始まった試みで、データ活用や環境など4つのテーマで協業企業を募集した。11月30日に開催した発表会で、共創していくアイデアについて検討の成果と今後の展望を確認した。

SGHD「HIKYAKU LABO」の共創パートナー募集開始

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