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渋沢倉庫、水平×垂直の省スペース化ロボを導入

2022年12月5日 (月)

▲水平移動ロボットと垂直移動ロボットの連動運用イメージ(出所:プラスオートメーション)

ロジスティクス渋沢倉庫は5日、物流ロボティクスサービスを展開するプラスオートメーション(東京都港区)と共同で、国内初となる水平移動ロボットのAGV(無人搬送車)型ロボットソーターと垂直移動ロボットソーターを組み合わせて統合運用する「物流3Dロボット」の実用化に成功した、と発表した。

省スペース化と少人数による大量仕分けの効率化を実現。発表によると、渋沢倉庫の松戸営業所(千葉県松戸市)のアパレル関連商品の仕分けで運用した結果、機材使用スペースを従来比57%削減し、スペース当たりの生産性が2.3倍となった。

従来の水平ロボットの単体運用時は、平面の15仕分け間口に対して8メートル長のスペースを使用。3Dロボ導入により、高さの空間を有効活用できるようになったため、処理能力を保ちながら同じ間口数に対して2メートルで対応。作業者が仕分け後の回収で歩行する距離が大幅に削減できた。

渋沢倉庫では、これまで1階でピッキング、2階で仕分けというフロア別で行われていたオペレーションを同じ階に集約でき、フォークリフト作業を撤廃した。


▲空間を有効活用することで、従来(左)と同じ間口を保ちつつ作業者の歩行距離の短縮を実現した(右)

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LOGISTICS TODAY編集部
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