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現代自、燃料電池トラックを中東イスラエルに投入

2022年12月13日 (火)

▲XCIENT Fuel Cell(出所:現代自動車)

国際韓国の現代自動車は12日、水素で走る大型燃料電池(FC)トラック「XCIENT Fuel Cell」(エクシエント・フューエル・セル)を中東市場に投入すると発表した。イスラエルで取引先企業3社に1台ずつ提供した。中東地域で水素燃料の普及を目指すという。

発表によると、現代自はエクシエントを、イスラエルの代理店Colmobil、水素メーカーBazan、水素充てんステーション運営会社Sonolに1台ずつ提供した。3台は2023年の第1四半期に商業運転を開始する予定という。

同トラックは、180キロワットの水素燃料電池システムを搭載し、1回の充電で400キロ以上走行できる。現代自はイスラエルのCO2排出量削減の取り組みに合わせて、同国での水素燃料の普及を加速させる計画だ。

同トラックは世界初の量産型大型燃料電池トラックで、現在、ドイツ、スイス、韓国、ニュージーランドで商業運転に使用されてる。現代自は23年第3四半期中にアメリカでも環境保全プロジェクトなどに35台を配備する予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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