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プロロジス古河PJ、5件目物流施設の起工式

2022年12月21日 (水)

▲プロロジスパーク古河5(出所:プロロジス)

拠点・施設物流不動産開発のプロロジス(東京都千代田区)は21日、茨城県古河市で既存顧客の専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク古河5」の起工式を行ったと発表した。2023年1月に着工予定で、完成は24年4月を予定している。

それによると、新施設は物流施設が集積するロジスティクスパークとして開発中の「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の敷地内に開発される。開発地は、関東地方のほぼ中央に位置する北利根工業団地内に立地し、国道や高速道路を利用して、東西南北の主要都市・港・空港まで1時間で到達可能だ。圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の五霞インターチェンジ(IC)や境古河ICからは10分で、圏央道から接続する東名・中央・関越・東北・常磐・東関東自動車道も利用しやすい。関東全域のみならず、東北方面や関西方面へのアクセスもスムーズだ。

施設は3万2000平方メートルの敷地に地上4階建て、延床面積5万平方メートルの専用(BTS型)物流施設として開発する。免震構造を採用し、入居企業の事業継続性に寄与する。2階へのスロープを設け、45フィートコンテナセミトレーラーが直接アクセス可能。トラックバースは1・2階合わせて50台分、トラック待機場は40台分を整備する。

環境負荷低減策として屋根には自家消費型太陽光パネルを設置し、余剰電力が生じた場合はフェーズ2各施設への電力供給や他の施設への自己託送によるグリーン電力供給を検討している。施設の消費電力や水の使用量をリアルタイムでモニタリングできる「プロロジススマートボックス」を導入予定だ。CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aランク、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高位5スターを取得予定。ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)認証も取得予定という。

起工式には、山田御酒会長兼CEO(最高経営責任者)らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願した。

■施設概要
所在地:茨城県古河市
構造:PC造(免震構造)、地上4階建て
敷地面積:3万2000平方メートル
延床面積:5万0000平方メートル

「プロロジスパーク古河4」起工、23年3月完成へ

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LOGISTICS TODAY編集部
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