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週6日の個人ドライバー、5割が「12時間超」勤務

2023年1月30日 (月)

調査・データラストワンマイル領域の課題解決サービスを手掛ける207(ニーマルナナ、東京都目黒区)は30日、配達効率化アプリ「TODOCUサポーター」を利用する個人配送ドライバーを対象に、配送員の就労状況に関する実態調査を行ったと発表した。それによると、週6日勤務している人が51.8%と半数を上回り、このうち1日当たりの労働時間が12時間以上と答えたのは52.4%に達した。

トラックドライバーの残業が規制されることで荷物が運べなくなる「物流の2024年問題」を踏まえ、同社は「その穴埋めとして個人事業主ドライバーへの負担がさらに増加するのでは」と課題を指摘。増え続ける配送ニーズと求められる配送品質の担保に向け、業務効率化や労働環境の改善、幅広い人材確保といった業界が取り組むべきテーマを挙げている。

(イメージ)

「週に何日稼働しているか」を尋ねたところ、週6日に次いで週5日が34.3%、週3〜4日が9.4%、週1〜2日が4.4%だった。週6日勤務の人に聞いた「1日に何時間働いているか」の回答は12時間以上に続いて、11〜12時間が23.0%、8〜10時間が20.3%、4〜7時間が3.7%。

調査は2022年12月12〜25日にアンケート形式で実施した。有効回答数は361。

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LOGISTICS TODAY編集部
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