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▲DPL坂戸ⅠⅠ（出所：大和ハウス工業）
拠点・施設大和ハウス工業は1日、埼玉県坂戸市で、最大8社のテナント企業が入居できるマルチテナント型物流施設「DPL坂戸ⅠⅠ」が1月31日に完成したと発表した。同社が埼玉県内で手掛ける施設として4棟目。高速道路へのアクセスの良さを生かし、首都圏向けの物流集約機能だけでなく、中継物流拠点としても機能を発揮しそうだ。
施設は地上4階建てで延床面積は9万2639平方メートル。関越自動車道の坂戸西スマートインターチェンジに隣接するほか、圏央道の鶴ヶ島ジャンクションまでも5キロと近く、東北自動車道、中央自動車道へもアクセスが容易な場所に立地する。
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施設の大きな特徴として、テナント企業向けに保育施設（20人程度を受け入れ可能）を併設し、東武東上線の坂戸駅と施設をつなぐ送迎用EV（電気自動車）バスを導入する。3月から運用を始め、従業員600人が雇用されることを想定し、普通車233台分の駐車場やバイク30台分、自転車85台分のスペースも確保した。
免震システムや非常用自家発電機、蓄電池を設置するなどBCP（事業継続計画）にも対応した防災設計も充実させた。
▲送迎用EVバスのイメージ
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