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GLPが広島県初のマルチ施設、働く人の健康に配慮

2023年2月1日 (水)

▲GLP広島II(出所:日本GLP)

拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は1日、広島市中区でマルチテナント型物流施設「GLP広島ⅠⅠ」が完成したと発表した。同社として広島県内でマルチテナント型施設を開発するのは初めて。広島高速3号線の観音インターチェンジ(IC)、吉島ICから各2キロに位置する。中国地方の中核都市にある拠点として、西日本エリアを広域にカバーできる物流適地としてのポテンシャルの高さを強調しており、今後も中国エリアで積極的な開発を進めるとしている。

建物は地上5階建てで、延床面積は4万9792平方メートル。最大4テナントが入居可能で汎用性も高い施設だ。ニーズに応じて従業員が不在時の営業時間外でも、荷物の積み降ろしができる置き配バースを導入。トラック待機問題の解消や輸送費削減とテナント企業の効率化を支援する。

開発コンセプトの目玉として、行動経済学に基づく人の行動を自然と後押しする「ナッジ」と呼ばれる考え方を取り入れた。千葉大予防医学センターの原裕介特任准教授が監修し、ナッジの考え方に基づくデザインなどを庫内や共用部に導入。施設で働く人の健康に配慮しながら、生産性を高める快適な就業環境を整備することで、入居企業の従業員確保にプラス要素となる取り組みを展開する。


▲(左から)エントランス、メザニン付き休憩室

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LOGISTICS TODAY編集部
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