ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ヤマト、コスト上昇踏まえ通期予想を下方修正

2023年2月6日 (月)

財務・人事ヤマトホールディングスは6日、2023年3月期通期業績予想を修正すると発表した。売上高は1兆8090億円(前回予想は1兆8350億円)、営業利益は610億円(同750億円)、経常利益は580億円(同720億円)と下方修正した。第3四半期の業績状況をはじめ、事業環境の厳しさや弱含みな需要動向を踏まえて見直した。国内消費の低迷や世界経済の減速懸念を背景に、ギフト需要の減退や国際輸送の成長鈍化など「保守的に見ていた」という営業収益の予想に対して、さらに慎重な着地を見込んだ形だ。

6日は2023年3月期第3四半期連結決算も発表した。売上高は前年同期比1.7%増の1兆3956億6700万円、営業利益は16.1%減の664億円、純利益は18.2%減の390億8700万円で増収減益となった。

成長が続くEC(電子商取引)需要を取り込んで荷物の取扱量が増えて売上高は伸びたが、時給や原材料、エネルギー価格、電気代が上昇したことに加えて、EC向けに構築している物流ネットワーク関連の輸配送オペレーションの適正化が完了していないことから営業費用が膨らんだ。

ヤマトも宅急便など運賃値上げ、4月から10%

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com