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ヨークベニマルの店舗配送にFCトラック、郡山で

2023年2月20日 (月)

▲水素燃料電池小型トラックのイメージ(出所:ヨークベニマル)

荷主食品スーパーを展開するヨークベニマル(福島県郡山市)はこのほど、郡山市内で水素を燃料とする燃料電池(FC)小型トラックでの店舗配送を開始した。トヨタ自動車と推進している福島県での「水素を活用した新たな未来のまちづくり」事業の一環の実証検証。

同社の17日の発表によると、同社は、トヨタやいすゞ自動車などでつくる運送技術の開発会社、CJPT(コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ、東京都文京区)と連携して実装検証の準備を進めてきた。FCトラックはリースで導入し、2月17日にまず1台で店舗配送を始めており、3月末にもう1台を追加する予定だ。市内にある郡山センターと桑野店の間を中心に配送に使う。同社への商品物流を担っているニチレイロジグループのロジスティクス・ネットワーク(東京都千代田区)と、いずれも郡山市にある郡山物流、あさか野物流が協力する。

ヨークベニマルは、「生活インフラであり災害時の避難拠点でもあるスーパーマーケットがFCトラックで配送することで、環境負荷の低減につながることに大きな意義を持つ」と考え、いち早い導入を検討してきたという。小売や物流、インフラ関連企業と自動車メーカーが一体となり、FCトラックの運行管理と、水素ステーションなどに関するエネルギーマネジメントシステムの構築に向け、運行を進めていくとしている。

トヨタと福島県が水素活用、トラックは燃料電池に

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