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JR九州と鹿児島県が提携、生鮮品の高速輸送など

2023年2月21日 (火)

(イメージ)

国内九州旅客鉄道(JR九州)と鹿児島県は21日、新幹線を活用する物流で鹿児島県産品の販路拡大と販売促進を図る連携協定を締結したと発表した。

発表によると、協定に基づいて両者は、新幹線による即日輸送のスピードを生かし、朝に水揚げされたばかりの水産物をはじめ、鹿児島の旬の農林水産物などを鮮度抜群の状態で大都市圏(福岡地区や大阪地区など)へ運び、販路を拡大する。ほかにも、新幹線を活用して地域間の新たな相互物流を創出する。モーダルシフトの推進や、同県の地域振興にも一緒に取り組む。

具体的なイベントとしては、「朝どれ 旬の鹿児島鮮魚」フェアを21日に福岡地区の10店舗で、25日に大阪地区の4店舗で開く。鹿児島の新鮮な農林水産物などを運んで即売する「マルシェ」も3月24日から26日まで、博多駅(福岡県博多区)で実施する。それらのイベントでは、生産者と自治体が一体となって県産品のPRに取り組む。

今後も、新幹線での物流量の拡大や、物流拠点(出発駅・到着駅を含む)の整備、必要人員を検討する。1便当たり200箱以上の大ロット輸送についても実証実験を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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