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東亜建設工業、ドバイでコンテナターミナル工事受注

2012年9月26日 (水)

ロジスティクス東亜建設工業とフランスのソレタンシュ・バシー社による共同企業体(JV)は、ドバイ・ポーツ・ワールド社の主要港湾「ドバイジュベル・アリ港」で新コンテナターミナルの建設工事を受注した。受注額は総額147億円。

工事は、既設の一般貨物バースを最新のコンテナターミナルへ再設計、改修するもので、最新式の大型コンテナ船に対応できるクレーン装備の岸壁に改修。水深-11mバースを-18mバースに増深するとともに、75haにおよぶコンテナヤードの建設、付随する建屋、機械・電気設備を設計・施工する。

工事完成後、コンテナターミナルは年間400万TEUのコンテナ受け入れが可能となり、載貨重量16.5万トン超級(1.8万TEUと同等の積載能力)のコンテナ船「スーパーポストパナマックス」に対応できるようになる。新コンテナターミナル「T3」の開業時期は、2014年となる見通し。

入札には東亜・ソレタンシュ・バシーJVを含め、各国から事前資格審査を通過した12社が参加し、実績、価格競争力、岸壁の断面に連壁を用いた提案を含む技術力が評価され、東亜・ソレタンシュ・バシーJVが受注に至った。

ジュベル・アリ港は世界最大の人工港湾で、新コンテナターミナルが完成すると、年間1900万TEUのコンテナが受け入れ能力となる。東亜建設工業はパーム・アイランド人工島埋立工事以来のドバイでの受注となる。

■ドバイジュベル・アリ港の位置
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