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五洋建設、ベトナムの国際港湾建設を受注

2013年4月18日 (木)

ロジスティクス五洋建設は18日、東亜建設工業と建設共同企業体(JV)を編成し、このほどベトナム政府運輸交通省海事局から「ラックフェン港建設(港湾)第一期パッケージ6」を受注したと発表した。

受注金額はJV総額で130億円、2017年9月の竣工を目指す。工事はラックフェン国際港建設事業の初弾工事にあたり、港湾用地の埋立、地盤改良、護岸建設を行う。

ベトナムの首都ハノイ市と北部海岸沿いの一帯には、日系企業を含む多数の外国企業が進出しており、ハイフォン港・カイラン港が貨物物流を支えていた。

しかし、両港はこれ以上の拡張が困難な状況になっており、新たな港湾施設の建設が必要となっていた。建設が始まったラックフェン国際港建設事業は、ハイフォン市東部に位置するカットハイ島に国際大水深港を建設するとともに、周辺インフラを整備するもので、日本・ベトナム両国による初のPPPプロジェクトとして行われる。

五洋建設と東亜建設工業のJVはこのうち、円借款で整備するコンテナターミナルエリアの埋立・護岸の建設を施工する。入札は2012年10月9日に行われた。