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五洋建設、インドネシアで大型港湾工事受注

2018年7月17日 (火)

ロジスティクス五洋建設は17日、同社と東亜建設工業、りんかい日産建設、インドネシアのPP社、ウィジャヤ・カルヤ社の5社で構成する共同企業体(JV)が、インドネシア運輸省海運総局から「パティンバン港開発事業(第一期)パッケージ1ターミナル建設工事」を受注したと発表した。受注金額はJVで500億円、工期は25か月。

このプロジェクトはジャカルタ首都圏東部のパティンバンにコンテナターミナル、カーターミナルなどの新港を建設し、タンジュンプリオク港と並ぶ最大規模の国際貿易拠点を開発するもの。

日系企業の製造拠点も多数集積するジャカルタ首都圏では、貨物輸送量の増加などによりタンジュンプリオク港へのアクセス道路の渋滞が懸案事項となっている。新たに「パティンバン港」を建設することにより、一極集中している貨物輸送が分散し、首都圏の物流が効率化することが期待されている。

工事は、国際協力機構(JICA)の有償円借款により実施される。