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茨城港・常陸那珂区、7万t級RORO船接岸可能に

2023年3月22日 (水)

行政・団体関東地方整備局鹿島港湾・空港整備事務所はこのほど、茨城港常陸那珂港区中央ふ頭で、D岸壁が延長300メートルでの供用を開始したと発表した。2021年2月から供用を開始した延長270メートル区間で延伸部30メートル区間が完成したため。

これにより従来の6万トン級RORO船から、船舶大型化に対応した7万トン級RORO船の接岸ができるようになるほか、C・D岸壁への大型船2隻の同時着岸も可能になり、首都圏における建設機械や完成車の輸出拠点として発展が見込まれる。


▲(左から)延伸部30メートルの施工状況、延伸したD岸壁の運用状況(出所:関東地方整備局)

発表によると、同区は北関東地域の玄関口であり、経済・交流活動を支える重要な港湾。北関東自動車道の開通も相まって海上輸送の需要が増加している。公共岸壁については建機や完成車の取扱量が伸びており、21年の取扱貨物量は800万トンを記録した。

同区では15〜24年度に総事業費104億円をかけて、北関東地域に立地する自動車メーカーの増産などに対応するたため、円滑な物流を確保する目的で国際物流ターミナルを整備している。

常陸那珂港区、中央ふ頭で新たな岸壁の供用開始

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LOGISTICS TODAY編集部
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