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郵船ロジ、香港保税区に航空輸出貨物のCFS開設

2023年3月24日 (金)

▲セレモニーの様子(出所:郵船ロジスティクス)

国際郵船ロジスティクスは23日、香港法人Yusen Logistics (Hong Kong)(郵船ロジスティクス香港)が、機能強化プロジェクトを進めている香港国際空港の保税区に、自社のコンテナフレートステーション(CFS)を21日に開設したと発表した。プロジェクト参加フォワーダーとしては唯一の開設で、CFSを生かして中国本土側の華南地区から同空港までのフィーダー船を使った航空輸出貨物サービスを行う。

発表によると、香港国際空港ではいま、香港政府の空港管理機関、香港機場管理局が「エアポートシティ」プロジェクトを推進している。郵船ロジはプロジェクトの立ち上げ段階から参画し、2022年10月には総合保税区(Bonded Logistics Park、BLP)からフィーダー船で香港国際空港へ直接貨物を輸送し、航空機に搭載するという新たなサービスを始めている。

このほどサービスを新たなフェーズに移行させ、航空輸出貨物の自社CFSを東莞虎門BLP内に開設した。自社の搭載用具ユニット・ロード・デバイス(ULD)の組み付けなどで高品質のサービスを提供できるようにした。

経済発展が見込まれる広東・香港・マカオの大湾区の中で、東莞虎門BLPは航空貨物の物流拠点と位置付けられ、今後、中国内外からのアクセスも容易となり、世界へ繋ぐ中継基地としての役割が期待されている。同BLPに自社CFSを開設したことで、同社は大湾区と世界を繋ぐ最適な物流サービスを提供していくとしている。

▲東莞虎門総合保税区の外観(出所:郵船ロジスティクス)

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LOGISTICS TODAY編集部
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