サービス・商品三菱重工サーマルシステムズ(東京都千代田区)は30日、国内自動車メーカー向けに、電気自動車(EV)専用のヒートポンプ加温機能付き電動式輸送用冷凍ユニット「TEJ35AM」を開発し、販売を開始したと発表した。
TEJ35AMはEVからの電力供給のみで運転可能で、大気中の熱を利用して加温運転を行うことができる。そのため、外気温が低い時には加温運転で積み荷の凍結を防止し、高い時には冷却運転で食品などの品質劣化を防止できる。
荷物の量や中身に応じて適切な温度を複数設定できるマルチシステムにより、複数温度製品の同時輸送といった多様な輸送形態にも対応可能だ。走行中、停止中、充電中のいずれの状況でも冷凍機を運転可能であるため、安定した輸送庫内温度を維持し、安全な食品輸送を実現できる。
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