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いすゞのEV小型トラック、エネ庁長官賞を受賞

2025年2月4日 (火)

▲表彰式写真(出所:いすゞ自動車)

認証・表彰いすゞ自動車は1月30日、三菱重工サーマルシステムズ(東京都千代田区)と共同開発した電動冷凍冷蔵車「エルフEV+TEJ35AM」が、2024年度省エネ大賞(省エネルギーセンター主催)の製品・ビジネスモデル部門輸送分野で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞したと発表した。表彰式は同29日、東京ビッグサイト(江東区)で開催された。

いすゞの量産バッテリーEV小型トラック「エルフEV」と、三菱重工サーマルシステムズの電動式輸送用冷凍ユニット「TEJ35AM」を組み合わせた電動冷凍冷蔵車で、遠隔監視を含むコネクテッド機能によって効率的な運行を可能にした。

特に温度管理では、エルフEVとTEJ35AMの協調制御で荷室の温度管理を優先する電力制御を備え、TEJ35AMのヒートポンプ冷凍サイクルとともに性能を向上させた。

これらによって、荷室温度を目標温度に維持しつつ、従来の冷凍冷蔵車(ディーゼル車)に比べ、年間平均でエネルギー消費を21.3%、CO2排出量を46.1%、年間エネルギー費用を42.2%それぞれ削減する。

近年、コンビニエンスストア業界などがより高い環境負荷低減を目標として掲げていることから、省エネルギーに対応した冷凍冷蔵車へのニーズも高まっている。こうした動きに対応するため、両社は共同で省エネ型の電動冷凍冷蔵車の開発に取り組んだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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