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車両整備コスト削減へ、エンジン洗浄機に高い関心

2023年4月12日 (水)

イベント12日に開幕した関西物流展で、ディーゼルエンジントラックのランニングコストを抑えるエンジン内部洗浄機に物流会社から熱い視線が注がれている。この洗浄機を出展するサンオータス(横浜市港北区)のアディカリ・プラカス課長は、初日の反応について「既に中堅・大手をはじめとする多くの物流会社がブースを訪れていて、実地のデモンストレーション依頼も入っている」と手応えを語った。

▲サンオータスのブース

サンオータスのブースでは、車両整備費用をはじめとするトラックのランニングコストを抑えたい物流会社の担当者が熱心に話を聞く。自社拠点で洗浄機を導入した際のコストパフォーマンスを試算してもらったという。

▲導入時のシミュレーションを説明するアディカリ氏(中央)

アディカリ氏は、「ブースに訪れてもらえれば、洗浄機とフィルター、洗浄液の実物を見ながら効果を説明し、保有台数や稼働状況に合わせたシミュレーション(試算)も行える。実地のデモンストレーションも好評。実際に施工前と施工後の数値の変化を見ながら、運転感覚の変化や振動の変化を体感してもらうと、効果を体感できる。機器の扱いが容易であることも分かってもらえるので、ほぼ即決で導入いただける」と自信をのぞかせる。

最近では、燃料費の高騰を受けて、マフラーやインジェクターの交換や修理の費用を抑えたい心理が働いている。しかし、車両の整備を怠れば、車両の不調や故障につながり、稼働率の低下だけでなく、売り上げにも影響が及ぶ。こうした悩みを抱える物流会社は、サンオータスのブースで一度話を聞いてみるといいだろう。

年間15台のインジェクター交換がほぼ0になった訳