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サンオータス、エンジン洗浄機「ディーゼルプロ」を「第5回 関西物流展」に出展

運送会社はエンジン洗浄でドライバーと経営を守れ

2024年3月28日 (木)

話題今まさに2024年問題の最前線に立っているのが運送事業者である。人材不足や、燃料費などのコスト高騰、さらには新しい法令への対応準備など、問題は山積みだ。

中でも、トラックを運用していれば必ず直面する代表的な課題に、エンジン内部のカーボンなどの付着物によるインジェクターの不調、DPFの目詰まりなどがある。

▲カーエンジニアリング部営業課のアディカリ・プラカス氏

「エンジンの構造上、使用しているうちに内部が汚れてしまうのは避けられません。ただそれが、インジェクターやDPFの交換などという事態に悪化すれば、必要な交換経費の発生や車両が稼働できない期間が長くなるなど、運送会社の経営を大きく圧迫することになります。定期的、計画的なメンテナンスとしてディーゼルプロを導入することが、コスト削減につながり、より安定した企業経営に貢献することとなります」。そう語るのは、サンオータス(横浜市港北区)で営業チームを取りまとめるアディカリ・プラカス氏だ。

運送会社のコスト見直しに、エンジン洗浄がもたらす効果

▲エンジン内部洗浄機「ディーゼルプロ」

多くの運送事業者にとっては、ドライバーの労働時間削減によって運送量が減少し、収益の低下に直結するピンチでもある。運用の見直しや、適正運賃の収受などがスムーズに進まなければ事業存続も難しくなってしまう緊急事態である。

「まずは徹底したコストの見直しを急がなくてはなりません。トラック1台当たり、1運行当たりの収益がますます重要になり、想定外の故障や修理により計画通りにトラックを動かせない事態にでもなれば致命的です」(アディカリ氏、以下同)

同社が手掛けるディーゼルエンジン内部洗浄機「ディーゼルプロ」は、運送会社にとっての大切な資産であるトラックを、より長く、より安定的に、より効率的に運用することをサポートする。ディーゼル車のエンジン内部の燃料配管・サプライポンプ・コモンレール・インジェクター(エンジン内の燃料噴射装置)・バルブ・ピストン・燃焼室に付着したカーボンを、エンジンを分解することなく洗浄し除去することができる装置である。

「トラック運用における長年の課題を、簡単な作業で解決することができるのがディーゼルプロです。トラックの不調をほったらかしにせず、大事なトラックの声を聞いてあげることが必要です」

簡単作業でも洗浄効果は数値で実証。運送会社の資産を守れ

実際にトラックが悲鳴をあげてはいないか、改めて確認してもらいたい。例えば、インジェクターの交換頻度が増えたという状況はないだろうか?DPF、DPDの再生回数が増えてはいないだろうか?黒煙や白煙が出るようになったり、エンジンの騒音や振動の異常、パワーの低下などを感じていないだろうか?さらに、その対策として洗浄液での応急処置をしてみるが、大して効果が上がらなかったという経験はないだろうか?

「多くの運送会社にとってディーラーに何日も預けて分解洗浄できるようなコストも、車両の余裕もないはずです。ディーゼルプロなら分解せずに効果的な洗浄ができるので、車両の稼働に影響を及ぼすことなく、安定した車両稼働で事業継続をバックアップできます」

▲ディーゼルプロでエンジン内部を洗浄する様子

同機による洗浄方法は簡単。フューエルラインにつなぎ、混合液を送り込んだ状態でエンジンをアイドリングするだけで、溶液がカーボンを除去してインジェクターなど内部装置を洗浄する。専門的な整備の知識がなくても作業することが可能で、さらにバッテリー駆動式なので作業場所や時間の制約もない。これを、トラックの稼働環境に応じて1年もしくは半年に1回ほど定期的に実施することで、整備費や燃料費の削減につながり、トラックの安定稼働で事業経営を支える。

「大切なのは、計画的にエンジンを洗浄する予防整備をしっかりと行うこと。突発的な修理コストの発生や、車両が使えないことでの機会損失などを考えれば、ディーゼルプロを導入する費用対効果を実感してもらえるはずです」(アディカリ氏)

計画通りにトラックを動かせなければドライバーの収入にも影響し、大事なドライバーが離れていくことも懸念される。ドライバー1人当たりの稼働時間と生産性向上がより重要になる24年問題において、アディカリ氏の言う予防整備をしっかりと行う体制作りこそ、もっとも重要な対策にもなるのではないだろうか。

▲長年の走行でたまったカーボンやスラッジを除去

もちろん、導入においては実機を使ったデモンストレーションを行い、故障診断機による事前事後の実測数字でその効果を証明する。「エンジンが新品同様に生まれ変わることを見て納得してもらえるはず」とアディカリ氏は言う。会社の将来がかかっているのだと考えれば、まずは実機のデモを検討するだけでも決して無駄にはならないはずである。

これからの経営を守ることは、環境を守り、ドライバーを守ること

「企業として、環境問題への対応も燃費削減などで早めに手を打っておくことを忘れてはいけません。また、ドライバーの一人一人を大切にするには、安全な車両を用意することが何より大切なはずです。トラブルの余計な心配や、車両不調のストレスを感じることない運転環境を整えてあげることが、会社に長く貢献してもらえることとなり、ドライバーを守るという働き方改革の本来の意義にもつながるのではないでしょうか」

同社は「第5回 関西物流展」にディーゼルプロを出展し、よりわかりやすく機器の運用イメージや導入効果を紹介する。運送会社が故障や整備の実績、保有台数などのデータを持ち込めば、年間でどれくらいのコスト削減となるのかシュミレーションすることもできるだろう。

「たくさんの運送事業者が、そしてたくさんのドライバーの方々が、長くこの物流業界で活躍してくれることが物流危機の解決となるはずです。そのために、必要な投資、準備は何か、今まさに真剣に考える時。まずは関西物流展で、今抱えているお悩みをご相談ください」

「第5回 関西物流展」出展概要

会期:2024年4月10日(水)〜12日(金)、10時〜17時(最終日は16時まで)
会場:インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)
来場方法:公式ウェブサイトでの「来場者事前登録」が必要(無料)
https://kansai-logix.com

<サンオータス 展示ブース情報>
カテゴリー:産業・運搬車両/関連機器
ブース番号:B6-58

出展製品「ディーゼルプロ」概要