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JR貨物、輸送障害時の代行輸送体制構築へ課題整理

2024年4月16日 (火)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、ことし1月から3月にかけて広島市で開催した「鉄道物流の災害による輸送障害に対するBCP策定に向けた官民一体の検討会」の概要をまとめた。山陽線不通時の代行輸送体制の整備状況や、体制構築に向けた課題の整理が行われた。

山陽線不通時のトラック代行輸送拠点として新南陽駅を指定し、同駅コンテナホームの拡幅や駐車場の整備を実施。また、輸送障害発生時の海上代行輸送の運用を想定し、JR貨物と内航船社による内航船の共同保有を実施している。

トラック代行輸送体制の速やかな確立に向けた課題として、新南陽駅周辺の道路を高さ・重さ指定道路に指定することや、3個積みセミトレーラー連結車の通行のため、特殊車両通行許可手続きを迅速化することなどが挙げられた。

船舶による代行輸送の開始に向けては、徳山下松港(晴海ふ頭)でのバース、港湾荷役の速やかな承認を要望した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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