大和ハウス、群馬県太田市に｢中継物流施設｣を着工

拠点・施設大和ハウス工業は17日、群馬県太田市でマルチテナント型物流施設「DPL群馬太田」（地上2階建て、敷地面積1万6697平方メートル、延床面積2万830平方メートル）の建設を開始した。同社はこれまでに群馬県内でマルチテナント型物流施設「DPL前橋」（前橋市）や「DPL群馬藤岡」（藤岡市）、BTS型物流施設など4か所、総延床面積6.7万平方メートルの物流施設を開発している。

▲DPL群馬太田の完成イメージ（出所：大和ハウス工業）

DPL群馬太田は、東北自動車道岩舟ジャンクション（JCT）と関越自動車道高崎JCTを結ぶ北関東自動車道太田桐生インターチェンジまで3.2キロの場所に位置し、首都圏や関東地方向けの物流拠点として適した場所にある。トラックドライバーの時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」にも対応可能な中継物流施設として機能することが期待されている。

施設は最大2テナントが入居可能で、各区画に荷物用エレベーターを1台採用し、垂直搬送機の新設も可能。これにより、テナント企業の効率的な物流オペレーションをサポートする。同社は「今後も、BTS型・マルチテナント型の物流施設を積極的に提案していく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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