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三菱倉庫、米医薬物流会社を買収

2023年4月28日 (金)

M&A三菱倉庫は4月28日、医薬品・ヘルスケア物流や米国政府機関向け物流を提供する米英の物流会社群「キャバリエロジスティクスグループ」の株式を取得し、連結子会社化する契約を締結した、と発表した。関係当局の認可・承認を前提に、8月1日の取引完了を目指す。

キャバリエロジスティクスグループは、主にバイオ医薬品、ヘルスケアなど一般企業向け、米国政府機関向けのロジスティクスソリューションを提供する高度なサプライチェーンを持つ企業で、三菱倉庫は同社を子会社化することで、日米欧一体の営業体制を築く。

新たに設立する米国子会社がキャバリエロジスティクスグループの発行済株式総数の90%を取得し、残りの10%を現CEO、現CFOから現物出資を受ける形で、全株式を取得する。取得額は非公表。

同社は米国国務省から物流業務を受託しているが、米国の外資規制により現CEOが新会社を設立し、スピンオフすることにしている。株式取得は、対米外国投資委員会(CFIUS)の承認が条件となっている。

キャバリエロジスティクスグループの2022年12月期連結売上高(予測)は1億5195万米ドル(206億6102万円)、連結営業利益1451万1000米ドル(19億7309万円)、連結税引前利益1033万米ドル(14億459万円)。

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LOGISTICS TODAY編集部
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