愛知の運送業と梱包企業がM&A、相乗効果狙う

M&AM&A総合研究所によると、愛知県で菓子や健康食品、医療機器などの箱詰め・梱包を行うmeteco（メテコ、名古屋市守山区）は、同県で自動車運送業を展開するジョイワーク（愛知県春日井市）に企業譲渡した。2次梱包を得意とするメテコが運送業とM&Aすることにより、上流工程から下流工程までのワンストップサービスが可能になる。

▲左からジョイワーク 山口裕二氏、meteco 西川正悟氏（出所：M&A総合研究所）

メテコはかねてから、同じ業界や相乗効果が期待できる異業種企業とのM&Aを検討していたという。同社の西川正悟社長は「自社が成長・発展していくためには、相乗効果が期待できる異業種の企業へ譲渡を行い、生まれ変わるのが最適だ。今後は、共同事業を立ち上げて収益を創出したい」と述べた。

ジョイワークの山口裕二会長は「メテコを譲受することでワンストップサービスが可能になり、顧客の課題解決や大きなシナジー効果が見込める。将来の事業展開においては、M&Aも積極的に活用し、不動産・飲食・食品関係など幅広く検討していく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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