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東陽倉庫決算、倉庫や港湾運送が低調で減収減益

2023年5月11日 (木)

ロジスティクス東陽倉庫が11日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比0.7%減の281億6800万円、営業利益が7.8減の12億5800万円、最終利益は6.4%減の13億5000万円の減収減益となった。

物流事業の売上高は1%減の275億3200万円、営業利益は15.7%減の17億5300万円となった。倉庫事業は、非鉄金属、紙・パルプを中心に保管残高が増加したが、貨物の取り扱いと流通加工が低調だった。陸上運送事業は、年度を通じて堅調に推移した。配送センター業務は、前年並みだった。

港湾運送事業は、船内荷役と輸出貨物の取り扱いが低調だった。国際輸送事業は、顧客ニーズに応じたきめ細やかな営業展開をしたことで、海上輸送を中心に堅調に推移した。また、2022年3月に開設した成田営業所が通期で業績に寄与した。

24年3月期の通期業績は、売上高が1.2増の285億円、営業利益が4.6%減の12億円、最終利益は14.9%減の11億5000万円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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