サービス・商品ハクオウロボティクス(東京都荒川区)は9日、自動フォークリフト「AutoFork」のプレイバック機能を活用した代表的な搬送パターンをまとめた「AutoFork プレイバック機能 活用ユースケース集」を公開したと発表した。量産版AutoForkの導入・提案を通じて得られた知見を基に、製造現場や物流拠点における搬送自動化の具体的な活用方法を紹介し、自動化導入を検討する企業を支援する。
同社は2025年12月から量産版AutoForkの納入を開始し、工場や物流施設で搬送自動化の導入・提案を進めてきた。今回の資料は、その導入・提案を通じて見えてきた搬送ルートや運用パターンを整理したもので、プレイバック機能の活用方法を図解付きで解説している。
プレイバック機能は、オペレーターが手動で走行や荷役を行ったルートを記録し、同じ作業を自動で繰り返し実行できる機能。搬送元や搬送先、走行ルート、荷役動作を一つの搬送シナリオとして登録することで、工程間搬送や自動倉庫への投入、設備前後搬送、多点間搬送など定型作業の自動化を実現する。

▲プレイバック機能設定中の様子(出所:ハクオウロボティクス)
ユースケース集では、自動倉庫投入搬送、コンベアやパレタイザ後工程からの搬送、仮置き場から保管列への長距離搬送、垂直搬送機前後の搬送、多点間搬送・行先別搬送の5種類を紹介。現場で発生しやすい搬送パターンを例示し、自動フォークリフトをどの工程から導入できるかを分かりやすく示した。
また、一時停止やタイマー実行、設備連携、遠隔操作などの機能を組み合わせることで、現場ごとの運用に応じた柔軟な搬送システムへ段階的に拡張できるとしている。
AutoForkは、倉庫内や工場内の搬送に対応した小型自動フォークリフトで、独自開発の自動運転ソフトウェアと物体認識技術を採用し、複数パレット一括自動認識や物流機器との連携、最短で納入当日から自動搬送できる簡易なセットアップが特徴。同社は今後も現場導入を通じて搬送自動化の実用事例を蓄積し、物流・製造現場における省人化と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を支援していく。
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