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common、AIで物流ルート最適化サービス開始

2026年7月9日 (木)

サービス・商品common(神奈川県川崎市)は9日、集荷・配送ルートをAI(人工知能)で自動作成するSaaS「ルートコンパスAI」の提供を開始したと発表した。

ルートコンパスAIは、複数の集荷先・配送先、複数の拠点、自社便と取引先手配便が混在する複雑な条件のもとでも、数理最適化とAIにより、集荷・配送計画を数十秒で自動作成するサービス。ドライバーの拘束時間や連続運転時間、休息期間、週・月・年の累計上限など、改善基準告示に基づく各基準を計画に組み込み、法令を満たした計画のみを出力する。

2024年4月の改善基準告示の改正により、ドライバーの拘束時間・運転時間に上限が設けられ、従来通りの配車計画では法令遵守と輸送効率の両立が難しくなっている。集荷先や配送先、拠点が複数にまたがり、締切時刻や車両の制約が絡み合う配車計画は複雑さが高く、特定の熟練担当者の経験や勘に依存するケースもあるという。

同サービスは、輸送費や労務費、拠点作業費、遅延ペナルティを統合的に評価し、総コストが最小となる計画を自動生成する。当日の変更にも短時間で再計画できるほか、複数拠点、複数の集荷先・配送先、配送先ごとに異なる締切時刻、自社便と取引先手配便の混在など、現場の複雑な条件を反映できる。

また、熟練担当者の暗黙のルールをデータとして整理・反映することで、担当者が不在でも一定品質の計画を維持でき、後任育成や業務引き継ぎの負担軽減につなげる。

提供形態はSaaSで、主要ブラウザに対応し、API連携も可能。対象は集荷・配送のルート計画を行う物流事業者、メーカー、卸・小売など。配車・運行管理、物流企画、経営企画、営業、生産・出荷部門などでの利用を想定している。

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