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国際エネルギー商社のアストモスエネルギー(東京都千代田区)とエネルギー開発のINPEX(インペックス、港区)は11日、中東地域で初となる大型LPG(液化石油ガス)タンカー(VLGC)向けのバイオ燃料供給に合意したと発表した。
アラブ首長国連邦(UAE)のコールファカン港で、インペックスはバンカリング大手のモンジャサ(デンマーク)が操業するバンカー供給船を通じ、アストモスエネルギーが用船するVLGCにバイオ燃料を供給する。
供給されるバイオ燃料はUAE国内の飲食店やホテルから回収する廃食用油を原料とするバイオディーゼル燃料24%と、モンジャサが調達する既存の船舶用燃料の低硫黄重油76%の混合燃料で、従来のものと比べて15~20%のCO2を削減できる。バイオ燃料は既存の船舶用設備で活用できることから、脱炭素化に向けて有力な選択肢として注目されている。
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