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阪急阪神国際輸送は増収増益、次期は反動で大幅減

2023年5月15日 (月)

財務・人事阪急阪神ホールディングス(HD)が15日発表した2023年3月通期連結決算によると、国際輸送事業は売上高が前期比13.9%増の1632億6900万円、営業利益が同4.5%増の83億8100万円の増収増益で着地した。

国際輸送事業では、航空輸送の減便や海上輸送のコンテナ不足などにより、航空・海上輸送とも上期を中心に需給がひっ迫。こうしたなか、輸送スペースを確保して需要を取り込むなど収益の維持・拡大に努めた。また、アジア地域を中心に、新たな拠点の設置や海上輸送における混載路線の開設などでグローバルネットワー クのさらなる拡充を図ったほか、物流倉庫を新設・拡張しロジスティクス事業の強化にも注力した。

24年3月期の同事業の通期業績予想は、航空・海上輸送とも需給の緩和が進み、仕入れや競争環境が従来の水準に近づくことなどの想定に基づき、売上高が前期比555億円減の1078億円、営業利益が59億円減の25億円と大幅な減収減益と予想した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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