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CHロビンソン2Q増益、北米輸送が市場上回る

2026年7月31日 (金)

財務・人事CHロビンソン(米国)が29日発表した2026年12月期第2四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比19.3%増の49億3400万ドル、営業利益が同18.4%増の2億5570万ドルだった。最終利益は22.5%増の1億8680万ドルとなった。北米の貨物需要が低迷するなか、トラック輸送などの価格上昇に加え、業務効率化や人員削減が利益を押し上げた。

売上総利益は6.8%増の7億2590万ドル、調整後売上総利益は6.5%増の7億3800万ドルだった。営業費用は1.0%増の4億8220万ドルにとどまり、調整後営業利益率は前年同期から3.6ポイント上昇して34.7%となった。期中平均の従業員数は10.8%減少した一方、業績連動報酬の増加で人件費は0.9%増えた。

主力の北米陸上輸送部門は、売上高が23.1%増の35億9330万ドル、営業利益が15.8%増の1億8980万ドルだった。トラック貸切輸送とLTL(小口混載輸送)の価格上昇が増収に寄与した。貸切輸送の取扱量は0.5%増、LTLは2.0%増となり、両サービスを合わせた輸送量は1.5%増加した。米国の貨物輸送量を示すキャス貨物出荷指数(Cass Freight Shipment Index)が3.3%低下するなか、市場全体を上回る輸送量を確保したとしている。

貸切輸送では、顧客から受け取る燃料費を除いた1マイル当たり運賃が25.5%上昇したのに対し、運送会社に支払う同コストは29.0%増えた。調達コストが運賃以上に上昇したものの、収益管理などを通じて1件当たりの調整後売上総利益は前年並みを維持した。LTLの調整後売上総利益は、1件当たり利益の19.5%増を背景に21.7%増加した。

国際フォワーディング部門は、売上高が12.4%増の8億9660万ドル、営業利益が18.8%増の6100万ドルだった。航空・海上輸送の価格上昇が売上高を押し上げた。航空貨物の調整後売上総利益は23.4%増えた一方、輸送重量は7.5%減少した。海上貨物の調整後売上総利益は2.8%減、通関は9.4%減となった。平均従業員数が16.6%減少したことで営業費用は6.2%減り、調整後営業利益率は4.9ポイント上昇して32.3%となった。

同社は、AI(人工知能)とリーン生産方式を組み合わせた「Lean AI」戦略により、見積もりから請求・入金までの業務を自動化している。22年末以降、北米陸上輸送と国際フォワーディングの生産性はそれぞれ60%超改善したという。国際フォワーディングでも手作業による引き継ぎを自動化された業務フローへ切り替え、第2四半期の生産性は前年同期比で15%超向上した。

一方、営業活動によるキャッシュフローは、運転資本の増加により前年同期から1億9120万ドル減少し、3590万ドルにとどまった。株主還元額は87.5%増の3億130万ドルで、このうち自社株買いが2億2600万ドル、配当が7530万ドルだった。2026年通期の設備投資額は6500万-7500万ドルを見込む。

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