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YEデジタル、愛媛・養豚農場の飼料配送を適切化

2023年5月17日 (水)

▲多田ファームの養豚場(出所:YEデジタル)

産業・一般飼料タンク残量管理ソリューション「ミルフィー」を提供するYE DIGITAL(YEデジタル)は17日、同システムの導入事例を公開した。

これによると、愛媛県の養豚農場多田ファーム(大洲市)は2022年11月に同システムを導入したことで、それまで毎日複数名で行っていた飼料残量の巡回確認が不要になった。また、月末に一度実施していたタンク残量の棚卸しも不要となり、116分の作業時間削減につながったという。

ミルフィーは弁当サイズの端末で、飼料タンク蓋の裏側に磁石で取り付けることで、畜産農家と飼料メーカー、飼料輸送業者がクラウド上で残量を確認できるようになる。輸送の効率化や飼料残量の巡回不要、突発発注の削減に寄与する。

▲ミルフィーの運用イメージ

飼料残量を目視で確認する場合は判断が大まかになるため、豚の食欲の把握の判断間違いにつながり、不要な飼料配送が発生していた。また、各タンクを確認するための移動による時間のロスや高所での危険作業などの問題があった。ミルフィーの使用により、飼料タンクに取り付けるだけで内側の残量を高精度に計測できるため、適切な飼料配送が可能となるほか、作業時間の大幅な短縮につながった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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