キリン、ドイツで製造した「一番搾り」を出荷

産業・一般キリンホールディングスは15日、「キリン一番搾り生ビール」の欧州大陸向け商品「KIRIN ICHIBAN（キリン一番搾り）」を10月上旬からドイツの世界最古のビール醸造所、ヴァイヘンシュテファン醸造所で製造し、欧州23か国で販売すると発表した。330ミリリットル缶、500ミリリットル缶、30リットル大樽は6日から出荷開始しており、330ミリリットルびん、500ミリリットルびんは11月から出荷を開始する。

欧州大陸向けの「KIRIN ICHIBAN」はこれまで、ロシアとイギリスで委託製造されていたが、昨年のフルリニューアルで「麦100％」に刷新したことから、日本国内のビールブランドとして初めてドイツでの製造が可能になった。欧州での「KIRIN ICHIBAN」の2010年年間販売目標は約23万ケース。